家族会議でプレゼン力がつく|アイディアがひらめく|子どもが変わる魔法の時間

皆さんは、子どもさんとどのように向き合っていますか?
家庭は社会の縮図と言いますよね。子どもは家庭環境から、社会のことを学んでいきます。一方でお金の教育や、性教育、コミュニケーション、勉強、学校任せになってはいませんか?学校はもちろん友達や先生がいて家庭とは違った環境で多くを学べます。ただし、学校で学んだことで疑問に思ったことや困ったことがあった時、家庭で親や兄弟にすぐに質問できるような環境づくりも大切なことだと私は考えます。

そこで、家族会議の定例化をする事で我が家の子供たちが刻一刻と変化している話しをしたいと思います。子どもが大きくなった時に、もっとこうしておけばよかった…など後悔しないような子育てにしたいですね。

1.家族会議 月一開催で、子どもの成長を確認
2.人の役に立つことを考えるようになる
3.アイディアがひらめく力がつく
4.インプットをアウトプットすることでプレゼン力と自信が身につく
5.気持ちに余裕が生まれ優しい子になる
6.まとめ

1.家族会議月一開催で、子どもの成長を確認

家族会議を真剣にすることで子どもが親に興味を持つし、子どもの気持ちや成長を確認することができます。
家族会議の議題は、なんでもOKです。ルールもみんなで考えるといいでしょう。

①家族会議は準備が大切。各自話す内容を決めて準備しておく
②デスクにはメモ帳と筆記用具を用意
③目次を事前に配布。タイムキーパーを指名する
④子どもにスケジュール調整と予約をしてもらう
⑤自分が発表してるかのように話しをきくこと

もし子どもさんが迷っていたら親からテーマを提供してあげてください。
そしてまずは親が手本を見せることから始めます。まずは会社でのよくある会議をそのまま家族会議に取り入れます。資料を作り各自に配布し、プレゼンをする。私は、Keynoteを使いプレゼン資料を作りプロジェクターを使用します。親のプレゼンを見て子どもたちに学んでもらいます。Keynoteで資料を作っておけばiphoneを持っている家族ならわざわざ印刷する必要はありませんね。共有することでペーパーレスで会議を進めることができます。

主体性を身につけるために大切なことは、子どもが家族みんなのスケジュールを確認して、家族会議の日付や場所を確保したりすることです。普段は誰かが主催してただ参加するだけのイベントを自分が計画、実行すること。この行動で、主催者側の苦労がわかります。協調力も身に付きますね。主体的に行動ができたら他人のせいにすることもなくなるし、他人が困ってたら助ける気持ちが沸いてくるはずです。考える思考を身につけることができます。この家族会議に限ってのことではありませんが、家族会議、家族の誕生日、旅行の計画。子どもにスケジュール調整、家族への連絡、場所の予約をしてもらうことで子どもの社会性も育ちます。自信がつきどんなことには主体性に考えることが確実にできるようになります。

私たち親子は、家ではなく地域のコミュニティセンターの部屋を借りて、家族会議をしています。プロジェクターも使いますし、ホワイトボードも使います。家から場所を変えてイベント感を出して楽しみの一つになるといいですね。

2.人の役に立つことを考えるようになる

家族会議を始めた最初の頃は、自分の主張が強く、親に認めてほしい事や親を説得して出してほしいお金について、旅行がしたい。といったプレゼンが多かったのですが家族会議でプレゼンを重ねていくことで、人の役に立つ情報を集められるようになってきました。人の役に立つというキーワードについては、親に対しては、親の知りたいこと、興味あることを。弟や姉については、共有することで夢のあと押しのできるような相手の立場に立ったプレゼンができるようになってきました。これから子どもたちが社会に出て活躍していくためには、ただ生活する為にお金を稼ぐのではなく、人の役に立つことを考えることで自分も豊かになっていけるような自立を促していきたいと考えます。これからを生きる子供たちに求められているのは、今ある課題を見つけ出してもっと効率的になるよう対策を考えられる子です。そのように育ってくれたら嬉しいですね。

3.アイディアがひらめく力がつく

自分が発表する立場になると、他人の発表をしっかりと聞くことができるようになります。そこでメモは必須事項です。A4のペーパーを準備して箇条書きでもいいので要点をまとめる癖をつけてください。
家族会議に慣れてきて、一人一人の発表を聞くことができるようになってくると、自分にはなかった知識が増えていきます。ただ、人は忘れてしまう生き物です。メモにまとめておくことで振り返ることができます。そうすることでしっかりとした記憶に残り興味が沸いたことを深堀りしていくことで、新しいアイディアが生まれます。メモをすることで、その子が持っているアンテナが敏感に動き出します。今までの知識や感性と新しい知識が合わさることで子どもからアイディアが生まれ、活き活きとしはじめ、自信がつく様子がみえてきます。そして、いろんな価値観にふれることで柔軟にもなります。子どもたち本人は自分自身ではあまり分からないかもしれませんが、確実に変わっていきます。大人も子供もメモは忘れずに。

4.インプットをアウトプットすることでプレゼン力と自信が身につく

インプットとアウトプットはアウトプットの方が大切。本を沢山読んでも、人からいくらアドバイスをもらっても、その場で心が動いて『よし!やるぞ!』と決断したとしてもインプットしたものをアウトプットしていかないと自分のものにはなりませんし、変われません。アウトプットし続けること、安心してアウトプットする場所があること、これで子どもは自信がつきます。実は大人にも当てはまります。
私は、つい最近まで自己評価が低く自信がありませんでした。人前で話すと赤面しますし、頭が真っ白くなってしまい話すことができなくなってしまう大人でした。幸い、40手前で今の会社の上司から人前で発表する機会を沢山与えてもらい、何度も経験を重ねていくうちに少しづつではありますが話せるようになってきましたし、そのための準備を怠らなくなりました。失敗をして改善していけばいいのです。
子どもたちにはそこに気づいてほしいと考えています。いきなり学校や友達にアウトプットをしてきなさいと言っても、友達の反応が怖いし、自信はないし、失敗したら恥ずかしいし、できっこないしやりたくない。よく分かります。そこで家族会議を通してアウトプットの場を作り練習していくことで経験を積むことができるのです。そして聞いてる側は、子どもが発表したことにしっかりと向き合って良い点、悪い点を共有することで次のアウトプットが更に良いものへなっていきます。

5.気持ちに余裕が生まれ優しい子になる

家族の前でできるようになると、友達の前でも話せるようになり、普段の会話から自然と情報共有が当たり前になってきます。情報難民とよばれる人は、まず人に関心がないですし、新しい情報を受け入れることにとても臆病な人たちです。
私が提案する家族会議は少し、面倒でハードルが高いかもしれませんが実践したことで子どもたちの成長が目に見え、人に関心が出てくる、関心が出てくると情報を上手に受信できるようになり、アイディアが沸いてくるのです。そして主体性が身に付いたことで、失敗や苦労もあり、もちろん成功した経験の数が増えたことで他人に優しくなれるのだと思います。それは自信にも繋がります。
自信のある人は心にも余裕が生まれ、広い視野で物事を見れるようになると私は信じていますし、私は道半ばですがそういう人になりたいと心から思っています。

6.まとめ

家族会議はとても大切な時間です。共働きの親が多い現代で子どもとの時間をとるのは難しいとは思います。
ですが、子どもさんと過ごせる時間はあと数年と、限られているのです。2019年の今、働き方改革がすすめられ有休は必須になりました。その時間を子どもさんとのコミュニケーションの場にぜひしてほしいなと思います。この経験を通して私の子供たちはどうなっていくのかこれからがとても楽しみです。子どもたちの変化と同様、私たち親も子どもと共に変わっていくことができる。そんな楽しい家族の時間になるといいですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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