子どものおこづかい制度とお手伝いノート活用術 自分で考えられる主体性のある子供に育つ|学校では教えてくれないお金の話し

お小遣い制度

目次

お小遣い制度で子どもが変わる

お手伝いを通して主体性を学ぶ

テストは楽しみ!

ルールには意味と目的を持たせる

まとめ


お小遣い制度で子どもが変わる

目の前にあるものを上手く利用できる子になる。
最低限のモラルをもつ子になる。
今課題を見つけられる子になる。
何事にも戦略を考えられる子になる。
自分の主張を言える子になる。
目標からの逆算できる子になる。
自分の限界以上の力を身にみにつけられる子になる。
自信のある子になる。

子どもさんは、大人の顔色を伺い、空気をよみ、謙虚でいい子に育っていますか?
子どもさんは常識的なことを話しますか?将来は安定的な職業を目指していますか?
子どもさんは親であるあなたの期待する将来の道や言葉を言ってくれますか?

いい子と表現しましたが、皮肉を込めて言いました。

これからの子どもたちは、自分の個性を生かし学び、今までの常識では考えられないアイディアを思い付き、それを自分の頭で考え、自分の口で発言できる、自信のある非常識な子どもたちが活躍できるのだと考えます。親の期待に答えたいという子どもたちの気持ちは否定はしません。
ただ、子どもたち一人一人、それぞれ自分の人生をたくさんの選択肢の中から、自分の素直な気持ちで予測し計画をたて、自分の頭で考えられる、そして行動にできる子に育ってほしいと私は考えます。

家庭環境は、それぞれ違ってます。貧乏な家庭、ひとり親の家庭、親が子どもに関心のない家庭、裕福な家、祖父母がいる家、様々。ただ子どもたちは親を選べません。

例えば、

ひとり親でいつも家に親がおらず、相談する相手もいない。教えてくれる人がそばにおらず沢山の選択肢があることを知らずに、親と同じ道を歩む確率が上がる。負の連鎖。そして環境と親のせいにする子ども。

裕福な家庭に生まれたが、親からの期待で自分の歩きたい道を言えずに親の敷いたレールを強制的にあるき、失敗した時に親のせいにする子供。

無関心な家庭では、話すことをせずに人にも興味を持たず、好きなことだけ例えばゲームに没頭しやるべきことを見失い大人になっても、親と同居し子ども部屋に住み続ける中年になっていく子ども。

極端な例をあげましたが、よく聞く話でもあります。その中の一つが自分です。いい年になるまで親のせいにしてた節があります。今は反省していますが、その経験を生かしわが子とは、子どもたちに発言の場を持たせ主張させたり、ゲームを一緒に考えるかのようにお手伝い制度も考えました。色々なことを一緒に考え行動し、失敗しまた一緒に考えることが大事だと私は考えます。子どもには色々なことに関心を持ってもらいたいからです。ジャンルにとらわれず関心をもつことで、選択肢は広がりますからね。

また日本の子供たちは、お金に関する勉強をほとんどしません。それに加えて、大人は子どもにお金の心配をかけない。子どもに給料の話しや教育費にどのくらいかかっているか。など話し合いもあまりしないのではないでしょうか。子供の頃から、お金についてしっかり考え学ぶ必要があると考えます。

主体性を持ち、自分で選択していける子供になってほしい。

我が家の取り組みの一つお小遣い制度です。

お手伝いを通して主体性を学ぶ

ルール説明

子ども一人に一冊ノートを与える
(我が家は A5 方眼ノート コクヨキャンパス ツインリングノートの黒)

記入内容は、日付、お手伝い内容、工夫や気づいたことを書くこと

月の1日~31日までの集計をしポイント制で金額が決まる

集計は全て親がやること。親の独断でポイントが決まる
ただし、親が出したポイントに不服がある場合は交渉の余地あり。(プレゼン力を鍛える)

ポイントは1点.×県の最低時給を一分に割り当てる

(最低賃金798円÷60分=13.3)
例100ポイント×13円=1300円といった具合。

6月.12月は賞与あり
12月~5月までのポイントの平均値を出し、6月5日に2倍の支給。
6月~11月までのポイントの平均値を出し、12月5日に2倍の支給

昇給あり
1年ごとに昇給がある。これは家族会議をして本人が気づいたことや、頑張ってきたことを自己PRさせる。それに対して家族は、1年間お手伝いしてくれたことの感謝を伝える。
昇給の金額は最低賃金にプラス50円

【テストのご褒美お小遣い制度(中学生以上)】
※期末テスト、中間テスト、実力テストに限る
■点数
①90点以上
②95点以上
③100点
■順位
学年、学科の中
10番以内
3位
1位
■検定
一発合格に限り、2000円
それ以外は交渉によりけり
2級以上はチャンスが2回

3級以下の検定2回以上落ちたら、それ以降は検定料の負担は自分のお小遣いより出すこと。受かったら検定料は支給する

随時、更新あり。

ルールの解説

①子ども一人に一冊ノートを与える。
(我が家は A5 方眼ノート コクヨキャンパスの黒)

解説:好きなノートでも良いが、与えられたものをどう上手く使うか考えること。

あるものを上手く利用できる子になる。

②記入内容は、日付、お手伝い内容、工夫や気づいたことを書くこと。

解説:日付はもちろん お手伝いの内容は子ども本人がお手伝いと認識してるものであれば可。

最低限のモラルをもつ子になること。

工夫や気づきは、兄弟で協力した、汚れが気になったから丁寧にやった 壊れないようにそっと置いた ゴチャゴチャしてるから並べた など

今ある課題を見つけられる子になること。

③月の1日~31日までの集計をしポイント制で金額が決まる

④集計は全て親がやること。親の独断でポイントが決まる。
ただし、親が出したポイントに不服がある場合は交渉の余地あり。

◆解説:子どもが毎日面倒なお手伝いノートを一生懸命書いてるのは、親が目を通してポイントをつける義務がある。また親は、子どもの書き方により独断で評価する。なぜなら、大人になって社会に出たとき会社の評価は 時に自分の意向とは思い通りにならないことがあるため。

私は、工夫や気づきが沢山書いてある項目は高くポイントをつけています。
また親がつけたポイントに不服がある場合は、交渉してくるのは大歓迎。それだけでプラスポイントをつけるようにしています。

何事にも戦略を考えられる子になること。
自分の主張を言える子になること。

⑤ポイントは1点.×県の最低時給を一分に割り当てる。(最低賃金798円÷60分=13.3)
例100ポイント×13円=1300円といった具合。

◆解説:地域の最低賃金を意識できるよう、取り入れる。各地域によって差があることを知るため。

⑥6月.12月は賞与あり
12月~5月までのポイントの平均値を出し、6月5日に2倍の支給。
6月~11月までのポイントの平均値を出し、12月5日に2倍の支給

解説:半年に一度の賞与はモチベーションにもつながる。目標達成のイメージをつける練習にもなる。まずは1か月単位、そして半年単位を意識すること。

目標からの逆算できる子になる。

⑦昇給あり
1年ごとに昇給がある。これは家族会議をして本人が気づいたことや、頑張ってきたことを自己PRさせる。それに対して家族は、1年間お手伝いしてくれたことの感謝を伝える。
昇給の金額は最低賃金にプラス50円

◆解説:自分の経験が増えていくと、評価が上がることを知る。
自分の限界以上の力を身にみにつけられる子になる。

1ヶ月、半年、一年をクリアしていくこと、家族に感謝されることで自信のある子になる。

まとめ

目の前にあるものを上手く利用できる子になる。
最低限のモラルをもつ子になる。
今課題を見つけられる子になること。
何事にも戦略を考えられる子になること。
自分の主張を言える子になること。
目標からの逆算できる子になる。
自分の限界以上の力を身にみにつけられる子になる。
自信のある子になる。

現代の子どもたちは、7人に一人が貧困と言われています。
一人でも多くの子どもたちが貧困から抜け出せるよう、多くを学び、自分の足で道を切り開いていけることを強く願います。
このお小遣い制度は複雑なように見えますが、慣れてしまえば簡単です。
親子のコミュニケーションにもなりますし子どもの考えてることや、思考が把握できるシステムになっています。深く考えずにまずはやってみてください。
少し面倒であれば、親子で話し合って独自のルールに変えていくことをお勧めします。

評価する大人も子どもへの感謝の気持ちが生まれますし、お小遣いをもらった時の子どもの顔が変わりますよ!

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